空手の稽古の熱中症対策

これからの時期(夏期)はやはり熱中症対策は大事ですね、命に関わりますから。

日本スポーツ協会の熱中症予防運動指針の中に熱中症予防5ヶ条と言うものがありまして、

  • 暑いとき、無理な運動は控える
  • 急な暑さに要注意
  • 失われる水と塩分を取り戻す
  • 薄着スタイルでさわやかに
  • 体調不良の時は運動を控える

以上です。ごく当たり前の事ですね。😅

たとえば自分が夏秋に試合を控える選手だとすると、「暑いとき、無理な運動はひかえる」と言われてもそういう訳にはいかないわけです。

となると指導する立場としても、暑い中で激しい運動をすると言う前提で稽古をします。

スポーツ協会「熱中症予防のための運動指針」

そう言う中で夏場気を使わなくてはいけない点としては、先ずは稽古場所の空調です。エアコンは必須ですね。

それから休憩は小まめに多くとります、とにかく小まめにです。休憩と同時に水分補給もするのですが、ハイポトニック飲料と言われるものを稽古中に摂ることを勧めます。

ハイポトニック飲料とはヒトの体液よりも低い浸透圧の飲料のことで、運動中に体内に速く吸収されます。ポカリやアクエリアスを水で倍以上に薄めて塩を少し加れば完成します。薄めるので糖分も気になりませんね。👍

水分補給は稽古前も大事です。こちらは普通にスポーツドリンクでOKなんですが糖分が気になる場合は麦茶と梅干を摂るように進めています。

それからあまりキンキンに冷やしすぎた物を飲むと、体内で冷えた水分を温めるのにエネルギーを使われるので要注意です。

服装なども気を使いたいですね。空手着は熱がこもりやすいので、上はTシャツするとか夏用の薄手の空手着を用意するのが無難です。いかに身体の火照りを外に放出するかがポイントです。

夏、秋と大きい大会が続きますので、暑い中でも熱中症にならないよう予防を徹底し、大会に向けて激しい稽古を ”涼しく” おこなう工夫をしましょう。

皆さんこれからが暑さの本番ですから、体調管理には気を付けて。

今回は簡単に夏場の稽古(空手)の熱中症対策について書いてみました。

ではまた。(^^)/

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